当面は刑訴法勉強の〝旗艦〟に:「刑事訴訟法 第3版」(有斐閣アルマ)

2014年7月24日

 第3版は2008年発行。著者は田中開、寺崎嘉博、長沼範良。

 法学はまったくの素人というぼくが、刑事訴訟法を学ぼうと試行錯誤しているのはこれまでいろいろと書いたとおり。今回は、入門となる本2冊を経て、基本でありながら本格的ともいえる教科書に挑戦した。

 この本は、著者も冒頭に述べているのだが、専門科目で学ぶ学生のような初学者に向けた基本テキストとして書かれている。とはいえ、内容は重厚。素人のぼくにとっては十分過ぎるボリュームだった。これまで読んできた簡単な入門書でつかんだ刑訴法のフレームを改めてたどりながら、それぞれ主要ポイントを深く細かく解説してもらうといったところだろうか。まさに教科書。

 また、基本テキストでありつつも、実際の判例や学説を広く取り入れながら、刑訴法の重要項目をカバーしている。索引なども充実しており、困った時はここから各項目の復習ができる。

 刑訴法については当面、この本をベースにして、必要があればこの本を再び開く旗艦のような使い方ができればいいなと思うし、十分それに耐えられる内容だと思っている。この本を通して基礎固めをして、必要があれば一段階上の本を目指したい。

刑事訴訟法 第3版 (有斐閣アルマSpecialized)

田中開 寺崎嘉博 長沼範良

有斐閣

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