2021年7月
今月の目標など
- 規則正しい生活がなぜできない。なんとかしろ。
7月31日(土)
■身辺雑記
仕事休みの日なのに本社から電話がかかってきたので無視。そんな夏の休日。夕立が涼しい。
◇ ◇
東京五輪のニュースが賑やかな中、自分はそれどころでないと目の前の小さな仕事をこなすだけで手一杯でありその熱いムーブメントに取り残されているわけだが、よく考えると毎回五輪があるたびにそんな状況で、ダイジェストすら見る機会もなく次の五輪の年みたいな状況が繰り返されてもう幾年月。そんなことより、高校野球地方大会の結果の方がダイレクトに影響がある田舎ワールドに生息しているので、テレビの中でのパラレルワールドで進められている五輪など、混乱する東京五輪への道筋やコロナ対応なんて関係なく、そもそも遠い別世界での事象でしかすぎないのだなと改めて感じる。
■時事備忘
東京都 新型コロナ 4058人感染確認 過去最多 初の4000人超 - NHK
ボランティア「食事が少ない」 定例会見で質問、途中で遮られる - 共同通信
7月30日(金)
■身辺雑記
車の中に置いておいたペットボトルのアイスコーヒーが、短時間でホットコーヒーになるという暑さなわけだが、この熱を生かして発電して車動かすとかそういう仕組み誰か考えて…。
■時事備忘
東京都 新型コロナ 3300人感染確認 3日連続で3000人超 - NHK
4府県に緊急事態宣言追加発令 首相表明、東京・沖縄は延長 - 共同通信
デルタ株、水痘に匹敵する感染力 CDCの内部資料が警告 - CNN.co.jp
7月29日(木)
■身辺雑記
ペットボトル買う量を減らしたいと思って今朝、水筒に氷と麦茶入れてそのまま部屋に置き忘れて出勤。
◇ ◇
油断しているのか気が緩んでいるのか、生活が乱れている。しばらく安定していたのに元の木阿弥状態。毎日、細かい調整をしていかないと体調面でも精神面でもすぐにバランスが崩れるといった感じ。
◇ ◇
職場の若い後輩が「フィルムカメラのフィルムが分からない」とのこと。自分もすっかり年を取ったのだなと実感するおっさんがわたくしです。もうする老害だなんだと煙たがれそうな年代に入ってきましたな。
「老害」にならないための3つの対策 - 週刊朝日(AERA dot.)
片田氏によると、この症候群(引用者中:『自分は正しい』症候群≒老害)を悪化させる要素は主に四つ。「強い特権意識」「過去の成功体験」「想像力の欠如」「甘い現状認識」だ。
ちょうど自分の上の世代がこの辺の項目で怪しい雰囲気を醸し出している感があるので、自分も注意しないとと変な汗が出てくる。で、気をつけるべき点は「自分を客観的に見つめ直す」「手と心を動かして新情報を咀嚼する」「「日常」を崩して前頭葉の衰えを防ぐ」なんだそうだ。いずれも本気で老害になりたくないと強く意識しないとできないことばかり。ていうか、勤務する弊社の偉い人たちがこの症候群をこじらせている傾向があるので頭を抱えざるを得ない。まずはそこからか……。
■時事備忘
「死ぬかも」とメドベージェフ 暑さで、五輪テニスの試合中 - 共同通信
竹中直人さん、五輪開会式を辞退 前日に、85年の出演作に批判 - 共同通信
新型コロナ 全国の感染発表 初の1万人超 1日としては過去最多 - NHK
7月28日(水)
■身辺雑記
前日に引き続き、屋外で汗を垂れ流しながらの仕事で体力を急速に消耗。睡眠時間も短かったこともあり、眠気と体のだるさにぐったり。涼しい時期なら、出先の車の中で仮眠でもとれるものだが、この時期は車中での仮眠は生き死にに関わる。体にむち打って辛抱する。つらい。
■時事備忘
東京都 新型コロナ 3177人感染確認 2日連続で過去最多 - NHK
新型コロナ 全国で9576人感染確認 過去最多(28日18時) - NHK
「五輪で『楽観バイアス』 緊急事態宣言 意味なさなく」専門家 - NHK
そのうえで「五輪のお祭りムードが徐々に醸成され、一方で緊急事態宣言という矛盾する2つのメッセージが出ている。人間の心理としては、自分が聞きたいほうだけを取り入れてしまうのは、非常に自然で、大会の開催で世界中から人が来ても大丈夫なのだととらえてしまい『コロナはたいしたことがない』と軽くみてしまう『楽観バイアス』が強まる。緊急事態宣言も、最初は身構えたが、慣れてしまう『順化』の状況にあり、効果がなくなっている一方で、オリンピックという新しい刺激がある中、緊急事態宣言が意味をなさなくなってきている」と話しています。
テレビのニュース番組でも、新型コロナ関連のニュースを神妙な雰囲気で伝えた後に、がらっと雰囲気が変わって陽気に五輪の結果を伝えるというような光景を見るに、市民が楽観論に流れてしまうような空気づくりが結果的にできあがってしまっているというのは否めないと実感する。なんなの、この温度差。熱帯魚なら死んじゃうってほど。かといってお通夜モードで五輪のニュースをやるわけにもいかない。新型コロナ禍の中に五輪開催を強行しなければならない日本は、まったく貧乏くじを引いてしまったのだなあというか、運が悪かったというか。表面上、メダルラッシュといった明るい雰囲気も感じられる情勢だがあくまで表面的であり、事態は確実に悪化への方向へと加速していると感じる。いざ五輪が閉幕したあと、どのような焦土が国内に広がるのか。注視していかないと。だいたいきのうも書いたけど、悪化するコロナ情勢と東京五輪という、実に相反する出来事が同じ東京で開かれているという不思議な体験をしている。これぞパラレルワールド。ネットやテレビでまるで幻を見せられているような。この不思議な空気感はめったに体感できるものではない。こういった不思議なパラレルワールド感が、国民(特に東京都民)に判断を誤らせている後押しをしているのは間違いないだろう。テレビでは五輪ニュースをにぎやかにやっている。なら自分もにぎやかでいいではないかと考えるのは自然。これは上の報道の通り。さてさて、このツケを今後日本はどのように精算していかなければならないのだろうか。きちんと観察していきたい。
7月27日(火)
■身辺雑記
屋外での仕事が続いて、照りつける日光に体力を奪われた一日。たいへんつらい。
■時事備忘
東京都 新型コロナ 2848人の感染確認 過去最多 - NHK
華やかな東京五輪のニュースと、新型コロナに関するニュースが並行して報じられているという、このコントラストが鮮烈。嫌味を言うつもりは全然無いのだが、まったくもって対照的な事象が同時並行して同じ東京で進んでいるというこの構図が強烈すぎる。
東京都の人口 6月も「転出超過」コロナ影響で近隣県に転出続く - NHK
7月25日(日)
■身辺雑記
あぁ、連休が終わってしまう。
怠惰な自分には珍しく、こういった休みでは定番だった「昼過ぎまで寝て過ごす」という無駄な使い方をせずに済んだ。が、いつも寝て過ごしてしまっているだけに、休日の時間をどのように使っていいのかすっかり忘れてしまって、窓の外の晴れた朝の空を見上げて「どうしよう」と途方に暮れる。
◇ ◇
なんだかんだでニュースは五輪の話ばかりになっている。もちろん選手には国籍を問わずがんばってもらいたいとは思う。が、なんかいまいち同じ国の中でやっているという実感がまるでわかない。ある時期から、競技会場の雰囲気が国際大会で統一されているのかどうかわからないが、どこの大会でも同じようなデザインやレイアウトになっている。それだけに、「TOKYO 2020」とか書かれていても、実際にどこか別の国でやってる中継を見せられてもわからないなと。「これって別に東京でなくてもいいよな」と。
開催期間中は選手たちの活躍ぶりもあって盛り上がり続けるのだろう。しかし、やはり閉幕後が気がかりだ。どのような総括が出され、どのように世論はまとまっていくのだろうか。いや、そもそもまとまるのだろうか。国内にできた不思議な認識の溝をほったらかしのまま、次の時代へと入っていくのではないかと心配している。それは決して明るい将来ではなさそうだという予感もしている。
7月23日(金・祝)=スポーツの日
■時事備忘
東京五輪、異例の無観客で開幕 テニス大坂なおみが聖火ともす - 共同通信
7月22日(木・祝)=海の日
■身辺雑記
連休に入ってしまったが、山積みの仕事を一つずつつぶしていくという作業を淡々と。この山さえ片付ければ休める……。
■時事備忘
五輪 東京で感染急拡大に歯止めかからない状況であす開幕 - NHK
五輪、開会式演出担当を解任 小林賢太郎氏、ユダヤ団体が非難 - 共同通信
7月21日(水)
■時事備忘
五輪 開幕迫る 各国選手団の新型コロナ感染 相次ぎ確認 -NHK
7月20日(火)
■身辺雑記
梅雨も明けて、まさに地球が壊れたかのような暑さのシーズン突入。こんなのでよくオリンピックや高校野球やるなあと感心する。屋外で作業しているような人を見かけると、本当に心からおつかれさまですと言いたくなる。室内でぬくぬく仕事しているのに疲れただの忙しいだの、仕事つまんねぇ本社のお偉方を何とかしろなどと不平不満を言っていてはいかんなと思う。
■時事備忘
小山田圭吾さん 東京五輪作曲陣から辞任 大会組織委が正式発表 - NHK
なんかイソップ童話に出てきそうな構図の話で。
東京五輪への嫌悪感ばかりを提供するニュースの数々が定期的に出てきて、それはそれで目が離せないのだが、この世間の空気感はきちんと記憶しておいた方がいいと感じる。これまでの日本的な何かが強烈な力によって方向転換を強いられており、これまで覆い隠されていた病巣が強制的に露出され、排除されていっている。細かい世代のレイヤーごとに異なる認識の衝突なのか、もっと別の要因なのか。そもそも日本でまかり通っていた価値観がもう排除されるべき時代にきたのか。五輪という象徴的なイベントで次々とその矛盾と衝突が露見していっているのは興味深い。ある意味、東京五輪の成功こそが国内の決定的な断絶と対立構造を完了させるような気がしないでもない。
米大使館で体調不良相次ぐ ウィーン、マイクロ波か - 共同通信
7月18日(日)
■時事備忘
東京都 新型コロナ 1008人感染確認 5日連続で1000人超え - NHK
米紙、東京五輪「完全な失敗」 熱気から敵意に - 共同通信
外国であれば「五輪反対!」で暴動でも起こりそうなものだが、日本ではそういったことはほぼありえない。しかし、主催する層や利益を享受する層からは見えないところで、国民の心中に得体の知れない失望感が満ちてきて、あきらめにさいなまれる。それが広がっていけば、日本全体が知らないうちにあきらめによるしらけに覆い尽くされて、活力のない社会になる。見えないところで宿痾として日本全体が失望感に蝕まれていく。そういう方向になってきてしまっているのではないかと感じる。杞憂ならいいのだが。
7月17日(土)
■身辺雑記
きのう、職域接種で新型コロナワクチンの接種1回目を受けてきた。すでに接種を受けた人から「体が痛くなる」とか「すごく腕が痛くなる」などと脅されていたのだが、筋肉痛のような痛みと違和感はあるものの、特に体への異変は出ていない。これで2回目も大丈夫ならいいのだが。
◇ ◇
東京オリンピック、もう来週やないの、と気がつく。全然実感がない。仕事でも絡みが全くない訳ではないのだが、物理的にも精神的にも距離があるせいだろうかやっぱり実感がない。
聖火リレーが地元に来たときも、バックスの仕事で実際に灯をともしたトーチを見ることはかなわなかった。うるさいだけで評判最悪のスポンサーカーも見てみたかったが、やっぱりかなわなかった。そういう役割なので仕方がないのだが、仕事は仕事。といいつつ、ランナーの人にトーチを持たせてもらったりとかはちゃっかりやってたりする。楽しんでますやん。
機運を高めようとさまざまな催しや取り組みがあるものの、盛り上がりはあまり感じられない。やはりこのコロナ禍の中で強行するような事態になってしまったのは不運というか、日本特有の仕組みが抱える問題というか、何とかならなかったと思う。規模は知らないが、開催反対デモがあったというニュースを聞くと、頑張っている関係者が気の毒だなあとも。
政府やIOCの関係者がみんなそろって、本音で物事を語ることがないままここまできてしまった。それが本質的な問題だったのだろうと思っている。立場上、政治バランス上、きれいごとだけで本音は言えないのかも知れないが、その言葉が市民の胸に届くはずがない。そうしてお互いの間にできた隙間が、晴れることのない猜疑心を生んでしまっているのだろうと考えている。ビミョーな空気のまま、ビミョーな空気で開幕し、ビミョーな空気のまま終わるのだろうか。少なくとも、テレビの中だけは別世界のようなお祭り騒ぎが繰り広げられるのだろう。なんだかなあ。
■時事備忘
東京都 新型コロナ 2人死亡 1410人感染確認 4日連続1000人超 - NHK
7月15日(木)
■時事備忘
モデルナワクチン 接種可能年齢を12歳以上に引き下げへ 厚労省 - NHK
7月14日(水)
■時事備忘
東京都 新型コロナ 4人死亡1149人感染 5月の第4波ピーク上回る - NHK
7月13日(火)
■身辺雑記
自分のタスク管理やプロジェクトの進行管理をどうすればいいか結論が出ていない。ウェブサービスを使うのか、アナログで行くべきなのか。何も決まらないまま時間だけが過ぎていって、タスクに追われる日々。どうしたものか。
■時事備忘
熱海 土石流 1人の死亡確認 死者11人に 17人行方不明 - NHK
信号機倒壊の原因は “犬の尿” 県警科捜研調査 三重 鈴鹿 - NHK
「涓滴岩を穿つ」的な。
7月12日(月)
■身辺雑記
職域接種でコロナワクチンを打つことになった。
■時事備忘
第一三共 コロナワクチン 年内にも数千人規模の臨床試験実施へ - NHK
7月11日(日)
■時事備忘
熱海 土石流 新たに1人の遺体見つかる 死者10人に - NHK
30年以上前に発売 日本のゲームソフト 史上最高約9600万円落札 - NHK
南部テキサス州ダラスに本社のある「ヘリテージ・オークションズ」で9日、アメリカで1987年に発売された日本の人気ゲームソフト「ゼルダの伝説」のアメリカ版の未開封品がオークションにかけられ、87万ドル(日本円でおよそ9600万円)で落札されました。
自分と同時代の出来事が次々と「歴史」になっていくというような気分で、「自分も年を取ったな~」という微妙な感傷にさいなまれるというかなんというか。言わずもがな、テレビゲームがほんとに文化として成り立っているのだなと改めて実感するという別の感傷もあり、やっぱり「自分も年を取ったな~」と思わざるを得ない。今後もこういうのがあるのだろうなと。「スーパーマリオブラザース」未開封とかそういう。