2024年6月
仕事忙しくてぜんぜん休みが取れない。そして、ボーナスがまた削られる。
6月28日(金)
■時事備忘
バイデン氏とトランプ氏が直接論戦 米大統領選討論会の主なポイント - CNN
【米大統領選2024】 1回目テレビ討論、バイデン大統領が口ごもる場面も トランプ前大統領は攻勢 - BBC
コモディティー市場、トランプ氏勝利なら分断拡大も=HSBC - Reuters
石破氏、自民党総裁選出馬へ調整 首相も意欲、動き相次ぐ - 共同通信
中国の鉄道車両メーカー、スパイ懸念や納入遅れで破談相次ぐ 日本に競り勝ったインドネシア高速鉄道は〝金食い虫〟に - 共同通信
全日空と日本航空 「カスハラ」対処方針 共同発表 - NHK
官僚、依然未明まで残業 国会答弁作成終了は午前1時前 - 共同通信
6月27日(木)
■身辺雑記
昼間は暑いが、日が落ちるとまだまだ冷え込む。風邪を引きそうになる。
■時事備忘
砲のようなもの装備 北朝鮮当局船の航行初確認 能登沖の大和堆 - NHK
ロシア系ハッカーが犯行声明 ニコニコ動画へのサイバー攻撃 - 共同通信
OPEC、世界の原油価格の支配権失う可能性 IEA報告書 -CNN
オープンAI、タイム誌とコンテンツ契約 - Reuters
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大型選挙での定番報道、「情勢調査」を考える SNSしのぐ客観性を - 毎日新聞
27日付の毎日新聞で、報道機関の「情勢調査」を取り上げた特集。告示・公示日と投票日の期間中に、どこ候補者が優勢かどうかといった「情勢調査」の報道の是非を考える内容になっている。
記事の中では「アナウンスメント効果」につながるという指摘があり、識者もその影響力について解説している。投票先を決めていない人が多い段階での情勢調査とその報道の必要性に疑義を唱えるコメントも。また、SNSの普及も相まって、SNS上での熱狂的な支持が実際の得票につながらかった場合の陰謀論にも言及している。いわゆる「選挙が操作されている」というあれだが、それだからこそ客観情報としての情勢調査とその報道の必要性があるとの指摘は鋭い。
SNSは確かに世論を可視化したといわれているが、果たして定量的にそれを示しているのかは、現状を見れば危うい。これまではアナウンスメント効果という悪影響が課題になっていたが、今後はSNS世論をはじめとしたただよう霧のような可視化しにくい世論の動きに対して、第三者としての評価軸を突き刺すという形で、情勢調査とその報道へのニーズが高まるのではないだろうか。
6月23日(日)
■時事備忘
小池氏大きくリード 蓮舫氏、石丸氏が追う展開 田母神氏ら他候補は伸び悩み【都知事選 序盤情勢】 - TBS
都知事選 NHK党の「掲示板ジャック」“女性専用風俗”ポスターめぐり風営法違反の可能性 立花党首に警告 警視庁 - TBS
マルコス大統領、比は「畏縮せず」 中国念頭に - AFPBB
コラム:無人機で一変した戦争、米国の台湾有事戦略でも主役に - Reuters
6月22日(土)
■時事備忘
円の国際価値が過去最低、BIS ドルなどと大差、通貨地位揺らぐ - 共同通信
紅海での攻撃受け海上輸送費が233%の急増、海運業界の試練続く - CNN
ホンダ50cc以下生産終了へ 「庶民の足」、排ガス規制強化で - 共同通信
生成AIで電力消費急増 NTT、SBGが節電投資 - 共同通信
【独自検証】TikTokにあふれる誤情報… 総再生数は3億回超に - NHK
6月20日(木)
■時事備忘
プーチン氏、ヴェトナムで国家主席と会談 友好関係の強化を呼びかけ - BBC
プーチン氏がベトナム到着、支持求め西側の孤立化に対抗 - CNN
アングル:中国、ロ朝の関係緊密化に距離 対西側関係の不安定化望まず - Reuters
ギリシャで行方不明者続出、酷暑が脳に影響か - CNN
“SNSでひぼう中傷”大学教授が刑事告訴 茨城県警の警察官捜査 - NHK
6月19日(水)
■時事備忘
プーチン大統領、北朝鮮で金総書記と会談 戦略条約に署名との報道 - BBC
北朝鮮国民、プーチン氏を歓迎 24年ぶりのロシア大統領訪朝で - CNN
米半導体エヌビディア、時価総額で世界1位に マイクロソフト抜く - BBC
小池都政是非巡り候補4人が論戦 都知事選で共同会見、20日告示 - 共同通信
サッカー=SNS上の嫌がらせから選手守るツール、FIFAが提供 - Reuters
6月18日(火)
■身辺雑記
仕事で干上がりそうになりながら、読書を進める。マイケル・エラード著「バベルをこえて 多言語習得の達人をめぐる旅」を読了。多言語を操るマルチリンガルの姿とその実相、営みについて追究する内容だが、学術書でもあり論文でもあり、ルポルタージュでもあるような興味深い構成になっている。多言語習得を果たした人々を取材・調査し、「なぜ多言語を習得できるのか」を深く調べ上げていく。本書は、16世紀末から17世紀にかけて、イタリアに生きたジュゼッペ・メゾファンティへの調査から入る。50の言語を操ったと伝わるメゾファンティの驚異的な言語能力の研究から始まり、今も存命の多言語習得者たちを訪ね、その極意を聞き出そうとする。そして、しまいには多言語習得の達人の脳を調べるなど、脳神経科学の分野へと入っていく。さまざまな側面から多言語習得を研究する旅を続けるが、結局はその神髄をつかむことはできなかった。そして、本の最後は、メゾファンティが使っていたフラッシュカード(単語カード)が発見され、結局は伝説の多言語習得の達人も、単語カードを使って黙々と単語を覚えていたことが分かった、という壮絶なオチで終わる。
日本人にとって、長年学校で学んだ英語ですら操れず、さまざまな学習法にすがるのはまったくもってコンプレックスの裏返し。そういった観点で自分もこの本を読み始めたものの、結局はコンプレックスを明確に晴らしてくれるような言及もないし、というかさすがにそれはあるわけがない。著者が長年かけて研究した多言語習得の姿は、つまるところ人知れず続ける日々の努力しかない、というなんとも分かりやすい結論でしかなかった。
副題にあるように多言語習得をめぐる「旅」の記録といった本で、途中に亡くなった多言語習得者の本物の脳みその標本を調べ始めたあたりから「大丈夫か?」と思ったが、それらの研究の旅を終えて出された、「結局、少しずつ絶え間ない努力しかない」という結論には納得せざるを得ない。また、多くの多言語習得の達人の研究を通して感じる切ない感じが不思議だ。紹介されている数々の多言語習得者の姿から感じる陰は一体何なのだろうか。そんな人間の生き様を映し出す筆致も面白い。不思議な読了感のある学術書だった。
■時事備忘
プーチン氏、北朝鮮を公式訪問へ 24年ぶり - BBC
プーチン氏が訪朝、きょうから2日間の日程 - CNN
米、中国の「攻撃的な」行動非難 南シナ海でフィリピン船と衝突 - CNN
ニュースを「積極的に避ける」人が増加 国際調査で明らかに - BBC
コラム:対内直接投資の功と罪、アイルランドに学ぶ教訓=唐鎌大輔氏 - Reuters
(超円安時代)留学「もう、怖い」 英修士課程の女性「恵まれた人しか…」 - 朝日新聞
円安の影響で留学費用が上がり、留学を諦める学生が増えているという内容の記事。日本人留学生が減ることで、国の国際的競争力の低下が危惧されている。学校や政府が支援金支給などを通して支えるが、効果は未知数。対策として紹介されているのは、アルバイトやワーキングホリデー、有給のインターンシップなど、あくまで労働を交えた留学。「お金や時間の使い方を工夫すれば」という、あまりにもせこい対策しか出てきていない点に手詰まり感が漂う。識者が最後にこう指摘する。「円安で業績が好調な民間企業にも、奨学金などの支援をお願いしたい」。じわじわと国が衰退しているのが分かる。
6月16日(日)
■時事備忘
「平和サミット」共同声明採択も一部の新興国などが棄権 - NHK
中国は台湾「排除」を国家の大義と認識、頼総統が士官学校で演説 - Reuters
アングル:パリ五輪でAIによる監視実験へ、顔認証に懸念も - Reuters
欧州議会選での極右急伸、トランプ氏にとっての予兆か - CNN
アングル:韓国で「シャーマン」人気、SNS使い現代の悩みに答える若手も - Reuters
6月15日(土)
■身辺雑記
仕事が忙しくて10日にいっぺんくらい休みが取れればいい方みたいな状況が続いており、日々微熱にさいなまれているような感じで過ごしている。どうしたものか。仕事した分だけ収入が上がるとかそういうインセンティブがあればいいのだけれど、そういったことが全くもって見込めない弊社の状況もあり、8割くらいは魂が抜けている覚醒エクトプラズムという生活。ちょっといろいろ整理して考えないといけないなあという局面。なんだかなあ。
■時事備忘
プーチン大統領、ウクライナ停戦の条件を示す 「最後通告」とウクライナ反発 - BBC
「非現実的な」フラミンゴの姿、AI部門で賞獲得 実は本物の写真 - CNN
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6月14日(金)付の朝日新聞。オピニオン面「山口真一のメディア私評」で、SNS上でのジャーナリストへの誹謗中傷問題を取り上げている。英・BBCの会長が、ネット上にてジャーナリストへの嫌がらせや虐待がエスカレートしていることへの警告があったことを入り口に、日本国内での調査結果も紹介している。それによると、SNSや動画サービスにおいて所属や名前を顕名で活動している200人のジャーナリストへの調査で、2割が脅迫や恐喝、誹謗中傷を受けていると回答している。そして、その結果「同様の記事を書くことをやめた」や「内容を変化させた」、「新しい仕事を探し始めた」と回答している。これらの調査を受け、山口氏は民主主義の根幹を揺るがすことにつながると強く指摘している。対策として、メディア企業や業界団体による体制強化の構築や強化を説いている。とはいえ、紹介されている対策はどれも決定打に欠ける印象で、そもそも抽象的な内容で終わってしまっている。
報道に限らず、言論を封殺するのは歴史的にも時の政府といった権力だと思われがちだ。しかし、誰もがSNSを匿名で使いはじめ、それらが大きなうねりとなって暴走する時代になった昨今、最も言論を封殺する力を持ったのは、匿名であることに錯覚し、SNSへと誹謗中傷や恐喝まがいのことを気軽に書き込んでしまう市井の市民たちなのは間違いないだろう。扇動するインフルエンサーのみが力を持ち、無自覚な市井のSNSユーザーが、煽られるまま言葉の暴力への自覚も無く、有名人を生命的に抹殺したのはすでに周知の事実だ。今後どうなるだろうか。アメリカのように、扇動された市井のSNSユーザーが暴動を起こし、人をあやめる日も近いのだろうと思う。国内でもSNSの暴力に起因した死者が今後も出てくるだろうし、SNSに封殺された言論によってディストピアが成立する将来も十分にあり得る雲行きになってきたと実感している。そういう世の中いやだなあと思うが、自覚しているのかどうかはさておき、SNSに寄生されてしまった人たちがそう望んでいる社会の姿なのだから、受け入れるしかないとも。おれは全力で逃げるけど。
6月8日(土)
■時事備忘
ガザ人質救出作戦で100人死亡 「全員取り戻すまで続ける」 - 共同通信
ウクライナで前例なき電力不足、エアコン切断に電車運行制限 - CNN
焦点:フランスのムスリム系学校、イスラム主義締め付けで閉鎖も - Reuters
キャメロン英外相、偽ウクライナ前大統領とビデオ通話 - Reuters
巨大テック企業への依存、銀行業界の新たなリスクに AI普及で - Reuters
米独禁当局、AI企業の調査準備 エヌビディア・MSなど3社 - Reuters
北アルプスの焼岳 噴火警戒レベル「2」に引き上げる可能性 - NHK
6月7日(金)
■身辺雑記
きょうも疲れた。
ぷよぷよの対戦で圧倒的不利な状態の時のように降り続く仕事をこなすには、心中を虚無にしてひたすらキーボードを叩くしかないという境地に達する。
■時事備忘
バイデン米大統領、高まる民主主義への脅威を警告 ノルマンディー上陸作戦80周年 - BBC
バイデン氏「屈することなくウクライナ支援を」 仏でDデー80周年式典 - CNN
バイデン氏、ゼレンスキー氏と会談 支援遅れ謝罪し追加支援表明 - Reuters
海保 ゴムボート多数搭載の巡視船建造を検討 尖閣対応を念頭に - NHK
アニメ制作会社「ガイナックス」が裁判所に破産の申し立て - NHK
6月6日(木)
■身辺雑記
仕事がとても忙しくて、ぜんぜん休みがとれない状況が続いている。なんでこんなに忙しいんだろう。プライベートにぜんぜん時間がとれなくて、それが一番つらいし、何より体力的にも精神的にも「来る」。
■時事備忘
元選手村「晴海フラッグ」 3割以上の部屋で居住実態確認できず - NHK
これも「合成の誤謬」というやつなのだろうかと思案するが、正解はよく分からない。投資資金の流入によってぐちゃぐちゃになるというのはいろいろなところで目撃することだが、どこかで鍋の底が抜けることになって、アメリカ都心部のような惨憺たる状況になったりするのだろうか。よく分からないけど、金持ちは爆発すればいいのにという貧しい感想しか出てこない。