2023年1月

1月8日(日)

■時事備忘

「クリスマス停戦」効果なく終了 ウクライナで戦闘続く - AFPBB

中国 入国者の隔離措置を撤廃 往来の拡大で経済の回復なるか - NHK

 新型コロナで始まった世界的混乱が、ウクライナ戦争を経てすっかりと世界大戦級の混乱をもたらしつつ、なんかもう苦しいままの状態が長く続きすぎてみんなかえって慣れてしまっているような気もしないでもない。日本もわかりやすいところでは物価高をはじめとする混乱がもうずいぶんと続いてるが、別にそれで革命が起こるような気配は当然出てこない。国内の新型コロナ感染者数も再び増加傾向に転じており、医療現場がひっ迫した状態になっているのは報道されている通りだ。

 だからといって何かができるわけではなく、お金の使い方を引き締めるくらいしか対策がとれない。われわれがどう頑張ったって、ウクライナの戦争が好転するわけでもなく。

■身辺雑記

 あすが「成人の日」で祝日だったことをすっかり忘れたまま日程を組んでいた。すべて予定の組み直しである。無念。

  ◇  ◇

 遅ればせながら、元日付の新聞をながめる。今年も各社どんな特ダネを掲載してきたかということでチェック。昨年も見比べていたが、元日の紙面は各社が一押しの特ダネをこぞって載せる不思議な風習がある。最近はなんかそこまで血気盛んな感じではないのかなという気もするが。

 読売は1面で、日韓両政府が、北朝鮮のミサイルを探知・追尾するレーダー情報を共有する「方向で検討を始めた」という話。この「方向で検討を始めた」という表現がまた面白いところで、「検討を始めたこと」が分かったのであり、そこから先はまだということ。新聞特有の書き方だ。

 さらに読売は、社会面で東京五輪組織委の清算法人が、3月に業務を終えることで「最終調整されていることが、関係者への取材で分かった」というもの。一連の汚職とからめて書いている。

 そのほかの新聞はいかにもぶつけてきた、というような記事はなし。あんまり元日だから特ダネを、っていう機運はもう新聞業界にはなくなってきているのだろうか。


1月7日(土)

■時事備忘

中部空港 ジェットスター機 緊急着陸”英語の電話で爆破予告” - NHK

米下院議長選、共和党マッカーシー氏を選出 15回目の投票で - CNN.co.jp

ドイツ政府、マルダー歩兵戦闘車40台の供与を発表 - CNN.co.jp

■身辺雑記

 鮭の切り身をグリルで焼いて食す。これまでグリルで魚を焼くという行為は敬遠しており、買ってきた惣菜で済ましていたのだが、意を決して自分で焼く。焼きたての油したたる焼き鮭を、炊きたての白飯で食う。うますぎて自分の中で革命が起こる。あまりの感動に味噌汁をこぼす。なんなのこのどうでもいい話。


1月1日(日)

■身辺雑記

 いろいろな思いがあって、この年末年始という時期が好きではない。ただ単に年が変わるだけの時期にもかかわらず、世の中の動きがいちいち停止するのが邪魔くさいというのが本音だ。通常の業務が通常で動かせなくなるのが歯がゆいというか何というか、不愉快に感じることが多々ある。

 元々人間嫌いな性格でもあるので、いちいち「よいお年を」や「今年もよろしく」の挨拶をうやうやしくやるのも性に合わない。とはいえ、もういい大人なのでやるけれども、苦手である。別に古い日が通り過ぎて、新しい日がきたに過ぎない。それは1年通してどこの時期だってそうなのだ。

 という、中2病全開なことしか書けないという新年。あと、届いた年賀状が車のディーラーからの1枚ってどういうことなんだ。どれだけ存在感無いんだ自分。

  ◇  ◇

 そういえば先月、とうとう新型コロナに感染して記録的発熱で寝込むという経験をした。1週間ほど仕事を休む。普通ならこんな長期休暇をもらえることはどう頑張ってもあり得ないので、喜びに浸るところだが、病欠であり当然寝込んでいるので実に無残なものであった。出張先から帰ってきたら発熱と咳。まったくもって不運というか、流行病からはやはり逃げられないというか、改めて新型コロナの怖さを実感した。油断していた気は無いのだが、出張先で人混みにまぎれた結果、出張の疲れの隙を突いて、誰かからもらってきたとした思えない。幸いなことに後遺症はほとんど残っていないのでよかったが、複雑な思いであった。


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