2020年11月

　そういえば、これまでの人生で「何か一つやりとげた」とか「何かを形にした」とか、そういうことが全くなかったなと気がつく。だらだらと過ごしてきて、なんとなくふわふわとすべてをやり過ごしてきてしまっているなと感じる。別段それがいいか悪いかという話をするつもりはない。「やりとげた」とか「形にした」というキラキラとした思想に基づいて、これらがなければクズ人生みたいな風潮がまかり通っているが、そうでない人たちの集積で社会は成り立っている。目の前にあるこつこつしたさまつな問題解決の積み重ねで社会が回っていることは忘れてはならないはず。とはいえ、自分自身で納得できるかどうかというと微妙な線で、誰に自慢するでもなく、見てもらうでもなく、「自分自身でつまんねえ人生だな」と感じずにはいられない流れなので、そのへんはまあ何とかしたほうが良いのかなと感じる。趣味らしい趣味もない。特技らしい特技もない。はてさて。

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　過去の栄光や成功体験に執着するそれなりの年齢の人たちを見るにつけ、自分はどう心掛ければそういうおっさんにならないで済むのだろうと日々考えている。いわゆる「老害」と呼ばれないために、というやつ。「自分は正しい」という考えに固執しすぎて周囲の考えを聞かないでいるといわゆる「老害」化する傾向がある、というところまでは観測しているのだが、かといって逆の態度を取ると自分の否定ばかりになってしまう。そんな卑屈なおっさんも近づきたくない。となれば、この視点はちょっと違うということになる。難しい。とにかく、新しいものや考え方、一見すると奇異に感じるものへも拒否反応を示さず、一度は自分で受け入れてかみ砕くくらいの余裕を持っていきたいと考えるのだがどうだろうか。

　あと、見苦しいおっさんはたいていつまらない立ち位置にこだわって、上から見下ろす立場からものを言いたがるのがほとんどと観測されるのだが、こういう「自分の方がえらい」というなんの根拠もない理屈が醜悪な姿をさらすきっかけになるんだろうなあと思っている。客の方が偉いというなんの意味も無い理屈で店員にきつくあたるのが典型的な例で、本能的に上位に立ちたがる。それは実は自分の地位が低いと意識しているから、何でも良いから立場を上にしたいという悲しい深層心理から来ているのかもしれないとも考える。

　まあ、いずれにせよ、いろいろ気をつけないと、という。

■時事備忘

大みそかのナマハゲコロナ感染防止策とり実施へ秋田男鹿 - NHK

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3日（火）

■時事備忘

アメリカ大統領選日本時間の今夜8時から投票始まる - NHK

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1日（日）

■身辺雑記

　非番だったがちゃんと休めた。珍しい。

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　更新自体はぽつぽつやっているものの、ファイルをアップロードしていないという状況が続いている。

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